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バンクーバーオリンピックも終了し、少し寂しい思いをしているのは私だけでしょうか? 銀メダルの浅田真央の今後が楽しみです。
さて、そのオリンピックと重なったため、新聞等でも取り上げられかたが通常より小さかったような気がしますが、チリ中部沿岸で大地震が発生しました。それが原因で、日本に到達する津波は最大3m超の大津波警報が出されました。実際には1m20pだったため、気象庁は「津波予測が結果的に少し過大だった」と発表しました。その予測により、交通機関がストップしたりいろいろな面で影響があったからだと思います。
しかし、本当に津波予測は過大であったのでしょうか?
私は、必要以上に恐怖心を抱かせることはいけないにしても、今回の気象庁の対応は適切であったと思います。なぜなら、自己責任ですが、悪天候の予報を聞いていながら冬山に向かって遭難したり、防波堤で釣りをして海に落ちたりする人が後を絶たないし、仮に予測を甘くしすぎて普通に生活していた人が、津波に巻き込まれたらどうなっていたことでしょう。
もちろん予測の精度を上げていくことは必要ですが、結果を見てからいろいろなことを言ってもしょうがないと思います。
経営においても同じようなことが言えるのではないでしょうか。「こんなに不況が長引くとは思わなかった」「政治が悪い」・・・・こんなことをいくら叫んでも何の解決にもなりません。必要以上に悲観的になることはありませんが、万が一に備えることは常に必要だと感じた今回の津波予測でした。
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